かえで 年200冊読む元理系 "小説" 2025年2月16日

小説
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野崎まど
前半と後半で別の物語を読んでいるような不思議な感覚に陥った作品でした。幼少期から小説の沼にハマった内海は、小説の話ができる唯一の友人 外崎と、謎に満ちた作家の住む、本だらけの屋敷に入り浸る生活を送ることになる。 『小説を読む意味ってなんなのか』 『小説って読むだけじゃダメなのか』 私は、ビジネス書や自己啓発書から学びを探し、小説を読んだら感想を綴る生活を送っています。 小説を読む意味に関して言えば、『娯楽』と『感受性を鍛えること』なのかなぁと改めて考えました。 本書は小説をたくさん読んでいる人に刺さると思います。ただ、ほんっとうに、たっっくさん読んでいる『狂人』にブッ刺さる一冊なんだと思いました。 (ちなみに私は今まで150冊くらい?の小説を読んできましたが、狂人にはまだまだ遠そうです。笑)
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