
夏しい子
@natusiiko
2024年12月16日

本物の読書家
乗代雄介
読み終わった
こちらも『未熟な同感者』同様、引用が多かった。
相席の男は、喪黒福造みたいだと思いながら読んでいた。
間氷青年目線だから、大叔父のことに興味を惹かれるよりも相席の男の怪しさと途中からの間氷への対応に不信感で一杯だった。
『十七八より』と『最高の任務』の間の話。
とは言っても今回は家族はほとんど出ない
ゼミで一緒になった子に叔母を少し重ねる主人公とゼミの授業が描かれる。
サリンジャーとカフカ、一冊でも読んでいたので授業を放り出さずに読めたかも