yt "君が手にするはずだった黄金に..." 2025年6月19日
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2025年6月19日
君が手にするはずだった黄金について
小川哲
読み終わった
エントリーシートを書いていたラップトップで、いつの間にか小説が書かれていく。 院生の「小川」が小説家になるまでの6短編。 同じように物語を作る占い師や詐欺師、漫画家との対決もあり。 物語が捏造されていく過程や類型が丁寧に描かれます。 小説を書くとはこういうことかー。 誠実さが文章から伝わってきました。 「僕はどちらの小川だろうか。そもそも僕は、何者なのだろうか。」(p233) めっちゃいい。
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