
Sanae
@sanaemizushima
2025年6月19日

ミゲル・ストリート
V.S.ナイポール,
小沢自然,
小野正嗣
読み終わった
@ カフェ
マリーズ・コンデ、エドゥアール・グリッサンが好きで、同じカリブ海作家に興味を持ち、読んだナイポール。
このストリートに住む愛すべき住人、クスッと笑える話が17篇。
家庭内暴力や貧困も描かれるが、心の中に何かが引っかかることもなく読み終えた。
ナイポールはのちに「トリニダードの人に私の文学が理解できるはずもない」と言ったという。
これを発言するに至った経緯、何があったのかはわからないけれど、、
最後の章、ナイポールかもしれない主人公がトリニダードを去る章でも心に残る部分がなかったのは、わたしがきちんと読めていないというだけではないかもしれない、と思った。
カリブ海思想研究の本、中村達著「私が諸島である」早く読まなきゃ!





