
it_shine
@it_shine
2025年6月20日

文学のエコロジー
山本貴光
読み終わった
現実世界と、作品内世界、自分の頭の中にある世界、擬似世界、いろんな世界を行き来して、私たちは文章を、文学作品を読んでいる。
その省略を浮き彫りにするための文芸作品のゲームシミュレーションなのだったと思う。
文章として書いてあるのは、一部である。全てを描写できるわけではない。それで、それはその世界に歴然としてあるということは確かなわけで。そういうやりとりによっても、文芸作品は支えられていると痛感した。またそういうやりとりが、文芸作品の肝なのだと思う。

