
大皿
@zarabon
2025年6月21日

小銭をかぞえる (文春文庫)
西村賢太
読み終わった
苦役列車の後編とも言える本。
ただ金がほしいひとが金借りるまでの話なのに、なんでこんな面白いんだろ。主人公はまじで関わりたくないし、なんなら出てくる人みんな薄ら嫌なやつだし、まじで最悪なとこでプツッと終わる。でもなんか面白い。
あと、読んでると、これ書くの楽しかったんだろうなーって伝わってくるから、こっちもなんか楽しい。
みたいなことを思ってたら、解説の町田康が同じこと言ってて、それも良かった。