

大皿
@zarabon
無職が本読むとこ見ててー
- 2025年7月10日
- 2025年7月10日
- 2025年7月7日創作者のための読書術エリン・M・プッシュマン,中田勝猛読みたい
- 2025年7月7日やさしいがつづかない稲垣諭読みたい
- 2025年7月7日水中の哲学者たち永井玲衣読みたい
- 2025年7月4日
- 2025年7月3日生きのびるための犯罪 増補新版上岡陽江,ダルク女性ハウス借りてきた
- 2025年7月3日
- 2025年7月3日
- 2025年7月3日
- 2025年7月3日
- 2025年7月3日
- 2025年7月1日
- 2025年6月21日
- 2025年6月21日
- 2025年6月21日
- 2025年6月21日男はなぜ孤独死するのかトーマス・ジョイナー,宮家あゆみ読み終わった男のしんどさについて知りたいなと思って手に取ったけど、しんどさじゃなくて本能的かつ社会的な弱さについて書かれた本だった。思ってた内容ではなかったけど、「へー!」ってなるような生物学の話が多く、読み物としておもろかった。 男女で同じ重症度の外傷を負った場合、女性の方が生存率が高いらしいので、彼氏といるときに刃物を持った奴が現れたら、私から刺してもらおうと思ったりした。
- 2025年6月21日ただしい人類滅亡計画 反出生主義をめぐる物語コルシカ,品田遊読み終わった人間はドラマが生まれやすい"感情"に惹かれる生き物だと思ってたけど、ブラックの話聞いてると、いかにも筋が通った"論理"にこそドラマチックな魅力があるんだなあという気付きを得た。 正しさって理解しやすいから、ドラマになりやすいのだ。 人それぞれの考えだけだとお互いに芯から理解し合えないからこそ、道徳が生まれたんだなーとか、そういうことを読みながら考えた。 "子どもを生むことは、増やす罪深い行為かもしれないよ。でも結局「たかが罪」なんだよね。" "ふつう、人は道徳のために生きようとはしない。(中略) もしそんなことを本気で願っているとしたら、道徳を守りたいという以上に、そういうプロセスを経て世界を滅亡に導くことに執着しているように見えるね。" "ボクたちは「人を傷つけてはいけない」というルールに合意したうえで社会の中で生きているけど、それ以上に重要な事実として「多少は人を傷つけたり、傷つけられたりしていく社会」で生きることにも合意してる。時にはそっちのの方が大切なんだ。" グレーの主張って本人も言ってた通りあんま論理的じゃないけど、なんか"ぽい"んだよな。もしかしてひろゆきかもしれん。 あと、"もしもナイフによる加害の意味づけを変えて、被害者に「ナイフで切られてよかった」と思わせることができれば、被害者は被害者ではなくなる。"の一文を読んで、これってメンタル系の病気にも言えるのかもって思った。病気になって良かったなって思えたら、寛解なのかも。全然内容違うけど。 "もちろん、Bを幸福にするのじゃ。 AはBを「存在させるべきでない」にもかかわらず「存在させてしまった」。もはやその過ちについては取り返しがつかない。(中略) ここが出生の罪に関する奇妙なところじゃ。「Bを出生させてしまった」という罪の償いが、「出生してよかったとBに思わせる」ことで為されるのじゃから。" ここもよかった。人間は結局、親が育てるんじゃなくて社会が育てるんだよな(と、私は解釈した)。 ブラックとグレーとホワイトは絶対Twitterのアカウント持ってるな。
- 2025年6月21日読み終わった性犯罪のこと、加害者側から知りたいなーて思ったから借りてきた。 意外と読みやすかったし、自分のような性犯罪関連知識入門者(?)にぴったりの本だった。「まあそうだよなー」と「え、そうなの?」の両方取りができる本でした。 一つ疑問なのは、依存症の治療者は、なぜ自分の専門分野の患者を他の分野の患者と比較して、「高学歴or社会的地位が高い割合が大きい」と言うのだろう。依存症患者への偏見やイメージをひっくり返すためなんだろうけど、どの分野の依存症関連本を読んでもそう書いてあるから、総じて依存症患者はハイスペックな傾向にあるのか?とちょっと不思議に思ってる。 "「痴漢は犯罪か、病気か」という二者択一ではなく、加罪であることは当然の前提としていそのうえで病気という視点も加えるべきだと提案しているだけである。つまり、「犯罪でもあり、病気でもある」という主張である。(中略) その対処においても、「刑罰か、治療か」という二者択一を主張しているのではない。「刑罰に加えて、治療を」という対処法を増やす提案をしているにすぎない。" "つまり、「痴漢外来」という取り組みは、「性犯罪と闘う科学」なのだ。(中略) わが国では、刑務所において受刑者に何らかの働きかけをすることを「処遇」と呼んでいる。これは多くの場合、生活指導、職業訓練などが中心であるが、英語にすると「処遇」も「治療」も treatmentとなる。 従来の生活指導や職業訓練なども、もちろん受刑者の更生においては重要である。しかし、今後は専門的な科学に裏づけられた「治療」をも含めた treatment となっていかねばならない。"
- 2025年6月21日小銭をかぞえる (文春文庫)西村賢太読み終わった苦役列車の後編とも言える本。 ただ金がほしいひとが金借りるまでの話なのに、なんでこんな面白いんだろ。主人公はまじで関わりたくないし、なんなら出てくる人みんな薄ら嫌なやつだし、まじで最悪なとこでプツッと終わる。でもなんか面白い。 あと、読んでると、これ書くの楽しかったんだろうなーって伝わってくるから、こっちもなんか楽しい。 みたいなことを思ってたら、解説の町田康が同じこと言ってて、それも良かった。
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