ぴー太 "午後の最後の芝生" 2025年6月21日

ぴー太
ぴー太
@ystit
2025年6月21日
午後の最後の芝生
午後の最後の芝生
安西水丸,
村上春樹
ルドヴィコエイナウディのUnderwaterを聴きながら。あのゆっくりと波紋のように広がる音の粒と、「午後の最後の芝生」のどこか取り返しのつかないような青春の感触が、本当に静かに溶け合う。 どちらも「時間の手触り」を描いていて、読んでいるうちに、音と記憶の境界がだんだん曖昧になってくるような感覚になる。 読み終えたとき、少し胸が苦しくなって、でもそれでいいんだって思えるような夜になる。 言葉じゃ言い表せない何かを、そっと受けとめる時間。
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