きん "この人の閾 (新潮文庫 ほ ..." 2025年6月22日

きん
きん
@paraboots
2025年6月22日
この人の閾 (新潮文庫 ほ 11-2)
保坂和志さんの著書は初めて手に取る。 本書には、この人の閾を含む四つのお話が書かれている。 この人の閾、を読み終えて。 何か起こりそうで、何も起こらない世界。 起こりそうで起こらない今村夏子氏の描く世界とは全く異なる。 どこにでもありそうなシチュエーション。 ぼくの人生のある一場面で、それを実体験しているのではないかとふと思ったりしながら読む。 あぁこの世界観がなんともなくわかる年齢に達しているのだなとふと実感した。 そして、真紀のセリフが胸の辺りに残っている。 真紀「だって読むってそういうことでしょ」
この人の閾 (新潮文庫 ほ 11-2)
読書のSNS&記録アプリ
hero-image
詳しく見る
©fuzkue 2025, All rights reserved