あおい "透明な夜の香り (集英社文庫..." 2025年6月22日

あおい
あおい
@booklover_aoi
2025年6月22日
透明な夜の香り (集英社文庫)
2025.6.22読了。 調香師が出てくるというのが気になって読んだ小説。 子どもの頃から香りに興味があって、香りがテーマになってると気になってしまいます。 多分少しだけ人より香りに敏感なのもあるのかも。 空想と現実を行き来するような不思議な感覚になる文章で、舞台は現代日本なのに、なんだかファンタジーのような要素もほんのり感じました。 お屋敷や樹木園がファンタジー要素を想起させてるのかも。 香りの成分や効用などが詳しく書かれているので、読んでいても知識欲が満たされて面白かったです。 朔さんの愛着と執着の違いという疑問、恋と愛の違いは考えたことがあっても、愛着と執着の違いは考えたことがなかったので、自分でも考えてしまいました。 まだ自分なりの答えが出ていないので、宿題をもらった気分です笑 関係性がなんとも言えないところで終わっているので、続編が気になりすぎます…!
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