透明な夜の香り (集英社文庫)

25件の記録
- あおい@booklover_aoi2025年6月22日読み終わったKindle@ カフェ2025.6.22読了。 調香師が出てくるというのが気になって読んだ小説。 子どもの頃から香りに興味があって、香りがテーマになってると気になってしまいます。 多分少しだけ人より香りに敏感なのもあるのかも。 空想と現実を行き来するような不思議な感覚になる文章で、舞台は現代日本なのに、なんだかファンタジーのような要素もほんのり感じました。 お屋敷や樹木園がファンタジー要素を想起させてるのかも。 香りの成分や効用などが詳しく書かれているので、読んでいても知識欲が満たされて面白かったです。 朔さんの愛着と執着の違いという疑問、恋と愛の違いは考えたことがあっても、愛着と執着の違いは考えたことがなかったので、自分でも考えてしまいました。 まだ自分なりの答えが出ていないので、宿題をもらった気分です笑 関係性がなんとも言えないところで終わっているので、続編が気になりすぎます…!
- 唯@wai8_z2025年3月13日かつて読んだ普段は解説は読まないタイプなんだけど(読めよ)小川洋子ブームなので「透明な夜の香り」の解説を書いていると知ってさっそく本棚から取り出した。 私が言葉にはできなかった"感じとった何か"を全て言語化してくれて、そうそう、そうなの!の共感の嵐。 そう、私はそれを言いたかったの。代弁してくれてありがとう(誰)