
oto
@sakana__books
2025年6月16日

氷柱の声
くどうれいん
読み終わった
ずっと読みたかった作品をやっと…
文庫化されるのは知っていたけれど、単行本の装丁が好きだったので単行本で。
主人公の語り口の所々にれいんさんのエッセイの雰囲気を感じて、思わず没入してしまうというか、自分が主人公の中に入っているような感覚で読んでしまった。
主人公の声に出せない葛藤やもどかしさを思うと読んでいてすごく苦しかったけれど、ラストはあたたかい気持ちで胸がいっぱいになった。
やっぱりれいんさんの書く文章が好きだなと再確認
オノマトペの表現もすごく好き

