
読書日和
@miou-books
2025年6月24日

夜明けを待つ
佐々涼子
読み終わった
旅先の書店で見かけて、気になっていた本
この著者さん初めてだけれど、ちょうど読み終わったところで「エンジェルフライト映画化!」(同じ佐々涼子さんの作)というニュースを見かけて、ますます気になった。
著者が10年書き溜めたエッセイとルポルタージュの傑作。
命と死と、深く意識せざるを得ない内容。日本にいても知らない日本の事情(養鶏場で働く外国人労働者)飾らない文章で一話一話短いけれどすっと染みる。
ティク・ナット・ハンさんの命の変容例えが美しくて、心に残った。
もっと読んでみたいと思ったのに、巻末のあとがきで衝撃な事実を目にし、そしてもうこれ以上新しい書籍は手に入らないと知り、今とても寂しいです。