
Sanae
@sanaemizushima
2025年6月25日

レザルド川
エドゥアール・グリッサン,
Edouard Glissant,
恒川邦夫
読み終わった
やっぱりグリッサン好きだな。
詩的な文章から自然の匂い、鮮やかな色が浮かび上がってくるように感じる。
若者の生き生きした風景、45年の選挙という歴史が動くのではないかという場面。ドラマを見ているようだった。
政治的な部分、逃亡奴隷の歴史的背景など、訳者あとがきが非常に役に立ち、読み終わったあとに合点がいった部分も多くあるが、読んでいる時の鮮やかさは知識が欠けていたとしても楽しめる作品だった。


