レザルド川

4件の記録
あとらく@atoraku_2025年11月8日読んでる借りてきた『第四世紀』と違って呪術的な文章の連なり方、登場人物の思考の飛び方の生(なま)な感じにちゃんとツッコミが入る だからというわけじゃないけど比較的読み易いし青春ものの枠があるから感情の動きも理解される、面白い グリッサンの書き方にはクセがあるとは思うけど(ある種の重層化にかかる手つきにかなり「不透明」さがある、気がする)
Sanae@sanaemizushima2025年6月25日読み終わったやっぱりグリッサン好きだな。 詩的な文章から自然の匂い、鮮やかな色が浮かび上がってくるように感じる。 若者の生き生きした風景、45年の選挙という歴史が動くのではないかという場面。ドラマを見ているようだった。 政治的な部分、逃亡奴隷の歴史的背景など、訳者あとがきが非常に役に立ち、読み終わったあとに合点がいった部分も多くあるが、読んでいる時の鮮やかさは知識が欠けていたとしても楽しめる作品だった。

