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@kyri
2025年6月26日

友達じゃないかもしれない
ひらりさ,
上坂あゆ美
読み終わった
@ 自宅
不穏という言葉は適切ではなかった 帯の文たちだけ読むと、この往復書簡によってふたりの関係は悪くなるんじゃないかと思ってしまったけれどそんなことはなかった
むしろ互いに自分を曝け出して、相手のいいところやよくないところ、意見が合わないところも全部ずばずば書き合ったからこそ見えた景色みたいなものがあるんじゃないかって気がしてる
「共感できないけど理解はする」この言葉が印象に残った わたしたちはすぐになんでも「共感」してしまうけど、違う個体である以上本当はそうそう共感できるわけがなくて、まずするべきは理解の方なんじゃないかと思う そのうえで、ほんの1ミリでも「共感」できる部分があったなら、それはとっても貴いことだ
わたしだったらこんな往復書簡は心が削れてとても無理だなあと思う一方で、ここまで書き合っても破綻しないふたりの関係性がうらやましくもなった
恋についてのパートがいちばん面白かったと思う 恋から性欲を抜いたあとに残るのは承認欲求、なるほど〜


