綾鷹
@ayataka
2025年6月26日

1Q84 BOOK3
村上春樹
壮大で不思議な世界観だったが、一気に読み進めることができた
宗教・SF感が強いスタートだが、最終的に愛というテーマの色が強くなることは意外だった
ほとんどの登場人物に共感できないが、牛河だけは例外
彼の過去や彼に対する周りからの目から哀愁や孤独感を感じるが、自分の能力に自負を持ち執念深く仕事に取り組む姿は、唯一共感できる
◾️印象に残った言葉
・物語の役目は ひとつの問題をべつのかたちに置き換えること
・説明しなければわからないということは、説明してもわからないということだ
