猫 "本屋さんのダイアナ" 2025年3月6日
猫
@mao1012
2025年3月6日
本屋さんのダイアナ
柚木麻子
かつて読んだ
家庭環境、性格も、容姿、全てが正反対のダイアナと彩子のお話。 文学を愛し、夢と希望に溢れた少女たちの姿はとても可憐で美しい。 きっと誰しもが、なにかに憧れ、陶酔し、幻想を抱く時期が存在するだろう。 だが、そんな彼女たちが大人になるにつれて現実を知っていき、"少女"ではなくなってしまう過程を見て、胸が詰まった。 文学という存在に二人の人生の核があり、見えないところでもお互いを感じあっている姿がとても美しかった。 文学の良さを改めて感じることが出来た一冊。
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