
鷹緒
@takao_tanka
2025年6月27日

読み終わった
借りてきた
ムーミンに出てくるキャラクターたちは、みんなどこか少しずつ愚か。
だけどその愚かを瑕疵として描かないところに、安心感とゆたかさを感じる。
愚かとは欠点ではなく個性であり、瑕疵ではくホクロのようなものなのだ。
読者がそのように許容できるのは、作中のキャラクター自身が相手をジャッジするようなシーンがないからかもしれない。
愚かさや無能などは、社会的に形成される価値観の指標のひとつでしかないのだ、ということを思い出すことができる。

