ムーミン谷の彗星 (新装版)

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エイミカ@eimika492026年3月31日@ 自宅こういうどこそこに危機が迫ってるというお話って、その危機をどうしたら止められるかって点が議題になることが多いように思うけど、このお話では起こる危機はあくまでも危機として受け入れて、その上でどう生きるかを語っているように思った。 ムーミン達も仲間達も皆、彗星が谷に来ることは谷に来ることとして受け入れて、その上で自分の大切なものを譲らずに生きようとしている……とでもいえばいいのか。危ない、危険だ、逃げなくちゃとパニックになるのではなく、ギリギリの時間まで楽しい時は楽しく、大切な宝物は誰になんと言われようと大切に、それぞれが最後まで自分らしさを失わずに生きてる。 彗星が来たあとの風景がそんなに以前と変わらないところも、なんだか、騒いでるのはあくまでも周囲だけで、その実悪いことはそんなに悪いことではないんだよと言われてるように感じた。危ない危ないと思ってるから危なくなるだけで、しっかり落ち着いていつもどおりにしていれば、もしかしてどんな危機も思う以上にひどいものではないのかもしれない。そうできることが、一番難しいわけなんだけど。
麻乃@asano042025年11月16日読み終わった借りてきた読了。 彗星が地球にやってくるというのでムーミン谷は大騒ぎ。ムーミントロールとスニフは天文台へ出発した。 そこで彗星がやってくる日が分かり、スナフキンやスノーク達と出会いムーミン谷へ帰ろうとする。 わー、スナフキンとの出会いってこうだったのか!と思ったり、今年のほぼ日手帳のムーミンデザインはここからなのね!と気づいたり。 素直に面白いなぁ。 続編も楽しみ♪



鷹緒@takao_tanka2025年6月27日読み終わった借りてきたムーミンに出てくるキャラクターたちは、みんなどこか少しずつ愚か。 だけどその愚かを瑕疵として描かないところに、安心感とゆたかさを感じる。 愚かとは欠点ではなく個性であり、瑕疵ではくホクロのようなものなのだ。 読者がそのように許容できるのは、作中のキャラクター自身が相手をジャッジするようなシーンがないからかもしれない。 愚かさや無能などは、社会的に形成される価値観の指標のひとつでしかないのだ、ということを思い出すことができる。


