
さとう
@satoshio
2025年6月28日

異なり記念日
齋藤陽道
買った
読み終わった
借りてきた
@ 自宅
知り合いにおすすめしてもらって。
最初図書館で借りて読んでいたけど、1章を読み終わった後、この本は手元に持っておきたいと思って、すぐに本屋さんに駆け込んで購入した。
この本を読む前に、父親目線の育児小説「たのしい保育園」、聴覚障害や聴覚と言語についても触れている「音と脳」を読んでいたから、読むタイミングがちょうどよかった。
3ヶ月前だったら私はこの本を読めなかったと思う。補聴器をつけている時の音を聞き分けられない気持ちが痛いほどわかった。自閉症の子とのコミュニケーションの話も、私も似たような経験があって、その経験が私が発達障害、音楽療法を勉強しようと思ったきっかけでもあったことを思い出した。聞こえないからこその純度のたかい「ことば」で、とても澄んでいて、こころに沁みてきた。
あと「1.唄っていた」を読んでいる時にオノマトペが気になって書き出し、擬声語、擬音語、擬態語、擬容語、擬情語どれに当てはまるかざっくりと振り分けてみた。聞こえないからこそ、目に見えているものの、肌で感じられるもの、匂いのオノマトペが多くて、表現に人の体温を感じられてよかった。
