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さとう
さとう
@satoshio
  • 2026年3月27日
    体内飛行
    体内飛行
    2月頭に素敵な喫茶店で購入した歌集。 自分が何にすがって生きているのか、自分は何に慣れてしまうことを怖がっているのか、そんなことを考えながら読んでいた。
    体内飛行
  • 2026年3月20日
    泳ぐのに、安全でも適切でもありません
    タイトルに惹かれて手に取ったら江國香織さんだった。久しぶりの江國さん。やわらかい危うさを含んだ、大人の恋愛。私はやっぱり、生まれ変わったら江國作品の女性と付き合いたい。
  • 2026年3月20日
    翅ある人の音楽
    ◇耳鳴りににじめる声のとほくあれば黙秘のごとくゆふだちに入る ◇知らぬ間に人を殺したことのある顔だな、言葉を持つたばかりに ◇哀しみは少し遅れてやつてくる旋律はやがてヴィオラに降りて
  • 2026年3月20日
    すべての、白いものたちの
    すべての、白いものたちの
    私は白が嫌いだった。 透かしても見えるものはなくて、不安だった。 「余白」ではなく、「逃げ場のなさ」を知らしめてくる色だった。 『すべての、白いものたち』は、ただ白いものを並べているだけではない。白に紐づく記憶や覚悟が、静かに差し出されている。 白は、何もない色ではなく、私が見ないようにしてきたものを静かに浮かび上がらせる色だった。
  • 2026年3月15日
    包帯クラブ
    包帯クラブ
    『傷を愛せるか』で触れられていて、ずっと気になっていた本。 「心の中の風景と、外の景色は、つながっている…そう直感的に思ったときと同じで、わたしは、包帯を巻いて心が軽くなるのは、傷が治ったわけじゃなく、〈わたしは、ここで傷を受けてきたんだ〉って、自覚できたことと、自分以外の人からも、〈それは傷だよ〉って、認めてもらえたことで、ほっとするんじゃないかと思った」
  • 2026年3月11日
    ラストイヤー
    ラストイヤー
    本を読めない時、言葉がすり抜けていく時は歌集をぱらぱらめくっていくと復活する、という私の取り扱い説明書がありまして。今回も無事に適用されました。復活。 「忘れられない人にとっての忘れられない人がまぶしいわたしじゃない人」 「ドン底のドンより深いとこに行ききみと一緒に絶望したい」
  • 2026年2月22日
    あやとり
    あやとり
    装丁がうつくしすぎる。 「開演はふしぎな渚、際に立つ刹那すべての波音は消え」
  • 2026年2月22日
    太陽帆船
    太陽帆船
    ◇言語化ができない好きを許したい 君だけずっと無敵でいいよ ◇一度でも大切だった出来事は心を包む柔らかな皮膚 ◇行動で示したかった字であれば止め撥ね払いの蝋燭に灯を、 ◇叶うことなかった夢の文末に君には誰かを信じてほしい ◇好きな人が幸福である嬉しさよ全ての四季の花が香って ◇大切な言葉で空気を揺らしたい最後に渡す魂の部位 歌集をよむようになったきっかけの本。 大切すぎて、同じくらい大切な友だちに託したけど、やっぱり手元に欲しくて大きな本屋さんで買ってきた。 この歌集はあとがきもとてもすき。作品の説明というより、作者には色や世界がどうみえているのか教えてくれるから。 これからも読み続けていきたい。大切に。
    太陽帆船
  • 2026年2月8日
    とてもしずかな心臓ふたつ
    感情をそっと置く歌が多かった。 どの歌も大きな声を出さないのに、読み終わった後、心のどこかに長く残っている。 ◇お元気で さいしょのゆきがしゅくふくのようにうれしく降りますように ◇ただぽかんとしているだけの休日に明朝体が沁みてくるねえ ◇解けやすい夏と秋の結び目にいつもいてくださってありがとう ◇白湯だけが親しい夜の入り口でいいよあなたの六腑になろう ◇はなれゆく刹那にふかく触れながらことばを限りなく遠ざける
  • 2026年2月8日
    これからの友情
    「カーテンが夜の揺れ方をしている あなたは幸せにしかなれない」 いまのわたしの心の温度に、とてもちかいうた。
  • 2026年2月7日
    雪のうた
    雪のうた
    雪が降る様子を眺めつつ読了。 外に降る雪の様子はみてるからあなたは鍋の様子をみてて(岡本真帆) あなたがいる前提で、私は安心して雪を眺めていられる。自由でいられるという信頼。こういう関係になれたらいいな。
  • 2026年2月1日
    デザインのひきだし50
    デザインのひきだし50
    「アートのページをめくる-芸術と雑誌展-」で出会って、ぱらぱら眺めていた。こういう本だいすき。
  • 2026年1月27日
    月まで三キロ
    月まで三キロ
    帰省のお供に、読みかけの『月まで三キロ』を借りた。相手のスピンと自分のスピン、ふたつの栞を挟みながらゆっくり読む。誰かの途中の時間と、自分の時間が、同じページの上で重なっていく感じがして少し特別だった。 「アンモナイトの探し方」がお気に入り。「わかるための鍵は常に、わからないことの中にある」前に進む方法というより、立ち止まり方を教えてくれる物語だった。
    月まで三キロ
  • 2026年1月3日
    えーえんとくちから
    「よかったら絶望をしてくださいねきちんとあとを追いますからね」 「余白からあなたの声をこぼしてはうすく小さくなりゆく詩集」 大きな感情を大きな言葉で表してないところがすき。
  • 2026年1月3日
    100年後あなたもわたしもいない日に
    静岡に行く道中で。 短歌も、イラストも、切り取り方も、どれも素敵だった。 ○眼差しをろ紙でゆっくり濾しました溜まった水は歌になります ○君の吐く言葉を固めて飴にしてときどき舐める悲しいときとか 「澄んでいる」という言葉がいちばん近い気がする。 100年後、たしかにあなたもわたしもいない。 けど、濾された水や飴みたいな言葉は、誰かの喉や誰かの悲しさの中で、ちゃんと溶けるかもしれない。 そんなふうに、静かに信じさせてくれる。
  • 2026年1月2日
    まばゆい
    まばゆい
    「誰かを大切に思う心は、とても壊れやすくて、ひとりよがりで、せつない しかし、その脆さをもってしても、永遠に続く関係があるとすれば、なんと名前をつけましょう」 年明けからいい本をたくさん読めてうれしい
  • 2026年1月1日
    引き出しに夕方をしまっておいた
    引き出しに夕方をしまっておいた
    冬休み五冊目。 韓国の詩を読むのは初めてだったから、意味を追うより先に、オノマトペや音、色、温度、時間をそれぞれ拾って書き出してみた。理解する前に身体で受け取ってみたかった。 タイトルの翻訳で「夕方」が選ばれている理由の通り、この詩には多くのグラデーションがあると思う。光と影が同時に示され、どちらか一方に傾くことがない。その在り方に強さを感じる。すべてを見逃さずに並べておく、そんな強さ。
  • 2025年12月31日
    発芽/わたくしが樹木であれば
    冬休み四冊目。 readsで知ってから、ずっと探していた一冊。 やっと見つけた。 都会の大きな本屋さんは、やっぱりすごい。 ◇体などくれてやるから君の持つ愛と名の付く全てをよこせ →心ではなく、体という差し出し方が辛い。 愛を与える側ではなく、愛を奪わなければ生きていけない側の言葉なのだと思ってしまう。 ◇川ならばあなたを避けて流れたい底の暗さを見せないように →川は本来、すべてを運び、濁流さえ抱え込む存在なのに、「避けて流れたい」。 相手を思う優しさゆえに近づけない、その感情に強く共感した。
  • 2025年12月30日
    ピアノを尋ねて
    ピアノを尋ねて
    冬休み三冊目。 久しぶりに読む海外文学だった。 ラフマニノフの《ヴォカリーズ》に、かつて自分自身も心を乱された記憶があるからか、物語にすぐに引き込まれてしまった。 描かれているのは「老い」と「孤独」という、決して軽くはないテーマ。 けれどその重さが、文章の美しさと強く対照をなしていて、かえって心に残りやすかった。 訳者あとがきで触れられていた、中国語タイトルの「琴」が「情」と響き合う掛詞であるという点も印象深かった。 こういうときに、もう少し知識の引き出しがあれば最初からより深く楽しめたのかもしれないと思い、少しだけ悔しい。
  • 2025年12月27日
    星のうた
    冬休み二冊目。 このシリーズは毎回装丁にうっとりしてしまう。 ✴︎死はずっと遠くわたしはマヨネーズが星型に出る国に生まれた(くどうれいん) ✴︎ひらかれて文庫本からこぼれたる言葉も冬の星になりたり(斎藤美衣) ✴︎わたくしを一人忘れてゆく船の火星をめざす軌跡がきれい(鳥さんの瞼)
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