
さとう
@satoshio
- 2026年8月15日
光の犬(新潮文庫)松家仁之読み終わった3日ぐらいかけてじっくり読んでいたけど、伯母たちが崩れていくにつれて苦しくなり、途中から読むスピードを一気にはやめてしまった。特に、眞二郎に胃瘻を選択させる場面は、祖父のことを重ね合わせてしまったから、「早く終われ、どうか救われて」と思いながら読んだ。歩にとっての一惟の存在のように、始にも救いがあってほしいと願っていたけど、最後にはあったのだろうか。 一惟の「閉じたまま開かないでいる扉」のところで、恋人のことを考えていた。歩が感じた、この人の空洞を自分には埋められないという虚しさは、私にも覚えがある。誰かの内側にあるものを、どれだけ近くにいてもすべて知ることはできないのだなと思っている。 結末は苦しかったけど、松家さんの文章自体は、私にとっては苦しくなかった。森の中で霧に包まれている感じがする。先は見えないけど、それが不安ではなくて、逆に心地よく思える。見えないものは見えないまま、わからないものはわからないまま、その霧のなかを歩いていくような文章だった。 そんな松家さんの文章だからこそ、最後まで読めたのかもしれない。でなければ、途中で苦しくなって投げ出していた気がする。
- 2026年8月5日
焼酎マニアックBOOK葉石かおり読み終わった焼酎にまつわる神社のエピソードが強すぎた。 ⚪︎宮崎の金松法然神社 「俺が死んだら焼酎を備え、一つの願いを立てろ。必ず叶えてやる」という遺言から、お供えは本格焼酎限定。 ⚪︎鹿児島伊佐市の郡山八幡神社 16世紀、寺社の改修をしていた2名の宮大工が「ここの座主は焼酎を飲ませてくれない、ケチだ」と愚痴を柱に書いた跡が残る神社。日本最古の焼酎の文字。 - 2026年8月5日
- 2026年8月5日
- 2026年8月5日
- 2026年8月5日
- 2026年8月5日
そんなとき隣に詩がいます谷川俊太郎,鴻上尚史読み終わった@ 鹿児島市立天文館図書館谷川俊太郎さんの凄さをを浴びた。 「何ひとつ言葉はなくとも あなたは私に今日をくれた 失われることのない詩をくれた」 - 2026年8月5日
地上絵橋爪志保読み終わった@ 鹿児島市立天文館図書館久しぶりの図書館で、久しぶりに一冊読み終えることができた。 「ここへ来て一緒に濡れてほしいのにあなたは傘をたくさんくれる」 「いちめんの雪 死んだひとにあいたい いきてるひとにはいきててほしい」 「めずらしい道をゆくひとのだれもが強いわけではないというのに」 「きみといつ最後になるかわからないことをかなしみとも思わない」 - 2026年7月31日
- 2026年6月28日
たやすみなさい岡野大嗣読み終わった寝る前にぱらぱらと。 久しぶりに開いたけど、やっぱりすきな一冊。 「返信はしなくていいからアメリカっぽいドーナツでも食べて元気だして」 落ち込んだ日になぜかドーナツを食べたくなる小さな癖は、この本からもらったものなのかもしれない。 - 2026年6月28日
死ぬまで生きる日記土門蘭読み終わった買った今の私に刺さる言葉があまりにも多くて、読み終えたあとは、心が揺さぶられてしばらく動けなかった。苦しい気持ちそのものだけではなく、「そんなことを思う自分」を責める自分がいる。その二重の苦しさまで言葉になっていて、こんなにも正確に表現できる人がいるのかと思った。読んでいて救われたというより、「この感覚を知っているのは私だけじゃなかった」と思えた。 - 2026年6月27日
愛なき世界(下)三浦しをん読み終わった藤丸くんも、本村さんも、出てくる人物みんな愛おしい。 三浦しをんさんの作品は初めて読んだけれど、読みやすくて、あっという間に読み終えてしまった。他の作品も色々と読みたくなる。 - 2026年6月27日
- 2026年6月26日
ラストイヤー脇川飛鳥読み終わった久しぶりにぱらぱらと。 「余計なことを知らないでいるためのアンテナを全身に立てて走る」 「感情は怒りのほうが楽だからやさしい人がやっぱり強い」 このふたつは何度読んでも刺さる。 - 2026年6月18日
- 2026年6月14日
- 2026年6月14日
- 2026年6月14日
- 2026年6月14日
ある行旅死亡人の物語伊藤亜衣,武田惇志読み終わった久しぶりに一気に読み切った作品。 あまりにも話ができすぎていて、途中何度もフィクションではないかと錯覚してしまった。現実に存在した「行旅死亡人」をめぐる物語だからこそ、人の人生の複雑さや偶然の積み重なりに圧倒される。この手のノンフィクションを最近あまり読めていなかったので、とても新鮮だった。 - 2026年6月14日
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