
さとう
@satoshio
- 2025年8月17日
- 2025年8月16日わかったさんのドーナツ寺村輝夫借りてきた読み終わった懐かしくて借りてきた!子どもの頃わかったさん、こまったさんシリーズ大好きだった! 出てくるお洋服、建物、世界のデザイン、色使い好みど真ん中だったし、表紙の裏にわかったさんのタウンマップがあるのも好みだった〜!
- 2025年8月16日発達障害者は〈擬態〉する横道誠借りてきた読み終わった大卒以上で、現在比較的安定している人たちにインタビューしていたから、自分の特性について分析し言語化できていて、読んでいて発達障害の深さを目の当たりにした。色んな凹凸、擬態まで至った過程、社会との関わり方があることを知れてよかった。 向坂くじらさんのエピソードが興味深かった。 注釈も専門的に分析というよりかは、当事者として「わかるわかる〜自分も〇〇で〜」という感じだった。 「自閉スペクトラム症はSF的で、ADHDは落語的」この表現しっくりきた。
- 2025年8月14日歌集 滑走路萩原慎一郎借りてきた読み終わった前へ、どこか遠くへ、空高くへ、未来へ。叫びみたいな歌が多かった。 ◇抑圧されたままでいるなよ ぼくたちは三十一文字で鳥になるのだ ◇遠くからみてもあなたとわかるのはあなたがあなたしかいないから ◇机の上に零したる溜息ありてそれを勇気に交換したい ◇生きているというより生き抜いている こころに雨の記憶を抱いて
- 2025年8月13日アボカドの種俵万智借りてきた読み終わった『あとがきはまだ 俵万智選歌集』をきっかけに、俵万智の歌集を全部読んでみたいと思って借りてきた。 ・色づいてはじめて気づく木のようにいつも静かにそこにいる人 ・「楽しくじゃなくて正しく弾くんだね」子に見抜かれる私のピアノ ・君だけに見える昼間の星となり一生かけてそばにおりたい ・心配をさせてくれない人だから救急箱のように見守る ・しくじった時の絆創膏として保護者の保護という字を思う
- 2025年8月12日ラストイヤー脇川飛鳥読み終わった買った@ books selvaとてもとてもすきな方を見つけてしまった。 この方をこの本屋さんで知れたことも嬉しい。 短歌もあとがきの言葉も刺さりまくりだった。 「余計なことを知らないでいるためのアンテナを全身に立てて走る」 「遠くを見るしかなかった日々 足元を見るしかなかった日々 どっちもよかった」 「あのことを見ないことをがんばりすぎて見落としてきたたくさんのこと」 「周りをちゃんと見たほうがいいあの人はわたしもちゃんと見たほうがいい」
- 2025年8月12日星旅少年5坂月さかな読み終わった素敵な方のおすすめで③ ずっと気になっていた作品で、今期間限定で無料公開ということで1〜33話読んでみた。 出てくる人物たちがみんな愛おしくて、だいすきな作品になった。 「泣くこと」「怒ること」が私の中ではずっとマイナスな色が強かったけど、この作品のおかげで別の色もあるということを知れたね。ものとして置いときたいから、今度本屋さんに迎えに行こう。
- 2025年8月12日今日も、ちゃ舞台の上でおどる坂口涼太郎読み終わった買った「ちはやふるのヒョロくんだ!」と思って手に取ったけど、短歌も詠む方だったと知って驚き。 文中でもたくさん踊ると書いてあったけど、言葉もくるくると踊っていて読むのが楽しかった。 おばあちゃんとのエピソードは泣きながら読んでた…。 ◆自分のことをあきらめてあきらかにしてまるごと全部愛しちゃう「らめ活」を実行したことによるばりばりの「自己認識」で受け止めて、「そうなんや」と思うことは資料にして、気にする必要のないことはナイアガラの滝ぐらいの激流に速攻で流して生きていく。 ◆「もういいよ」と言われた五分後にお餅を提供するスピリッツで人と関わっていきたい。そのおばあちゃんのスーパーホスピタリティを受け継いで、その流派を私が生きている限りこの世に残していくよ。 ◇銭湯をあとにするとき体から「ごちそうさま」がでる適切さ ◇きみです。あ。きみのことです。たんぽぽのために転んだきみがすきです。 ◇ああ、きっときみは痛みを知っている きれいな水にとけた漆黒 ◇ひらけずにいる液晶でふえてゆく通知が全部愛だとわかる ◇いままでの出会いと別れ ひだまりとどしゃぶり ぜんぶ愛しています
- 2025年8月12日
- 2025年8月8日
- 2025年8月8日あとがきはまだ 俵万智選歌集俵万智,渡辺祐真(スケザネ),渡辺祐真(スケザネ)読み終わった買ったそういえば『サラダ記念日』読んだことなかったな〜と思いながら手に取ってみた。 この歌、あっこれもそうだ、と印象に残ってた歌たちが俵万智さんのだったと再認識。『とれたての短歌です。』『もうひとつの恋』『チョコレート革命』のあいの歌が刺さった。 あと『サラダ記念日』の所有冠詞についての話すきだった。「MYではなく希望的な思いもこめてのOUR」「OUR思い出し笑い」 ○金曜の六時に君に会うために始まっている月曜の朝 ○何層もあなたの愛に包まれてアップルパイのリンゴになろう ○語尾弱く答える我に断定の花束をなぜ与えてはくれぬ ○抱きあわず語りあかせる夜ありてこれもやさしき情事と思う ○悪気なき言葉にふいに刺されおり痛いと思うようじゃまだまだ ○動詞から名詞になれば嘘くさし癒しとか気づきとか学びとか
- 2025年8月7日海のうた左右社編集部読み終わった買った今年はたくさん海に行っている気がする。この歌集に出てくるたくさんの海と、私の行った海、全ての海がつながっているんだなと思うと不思議。 ◇かわせみよ 波は夜明けを照らすからほんとうのことだけを言おうか(井上法子) ◇つないだ手やわらかかった春の海まぶしいままで終わりにしたい(上澄眠) ◇「忘れて」と「覚えていて」の後悔を 海に置いたらどちらが沈む(中村森) ◇シーグラス 波にすべては洗われていつか許せる日が来るのかな(岡本真帆) ◇心電図の波の終わりにぼくが見る海がきれいでありますように(木下龍也)
- 2025年8月5日噛みきれない想い鷲田清一借りてきた読み終わったエッセイだからか、『待つということ』よりかも読みやすかった気がする。 ・だれかの「後ろ姿」が眼に焼きつくときには、見ているほうの心に静かな波紋が起こっている。言葉の背景に秘められたある思いに想像力が膨らむ。 ・社会が強ばってきたときに、わたしたち一人一人にいちばん必要なもの。それは、窮地に陥っても、伏せ、かわし、いなし、反りかえり、踏みこたえ、うっちゃるという「しなり」の技だ。 ・鬱ぎを語ることで、鬱いでいるそのひとがみずからの鬱ぎとの関係を変えること、それをじっと待つのが聴くといういとなみである。 ・〈わたし〉を気づかう声、〈わたし〉に思いをはせるまなざし。それにふれることで、わたしは〈わたし〉でいられる。気づかいあうこと、それは関心をもちあうことである。 ・聞き役というのはいわば定点みたいなものである。じぶんが迷ったとき、鬱いでいるときに、ふとふり返るといつも後ろから見ているひとがいる。
- 2025年8月4日
- 2025年8月4日
- 2025年8月2日
- 2025年7月31日
- 2025年7月31日音楽と文学の対位法青柳いづみこ借りてきた読み終わった浦久俊彦さんの『音楽家は本を読む』に出てきて知った本。 文学の知識が全くなく、作中に出てくるボードレールやルーセルたちも「なんか聞いたことあるかも〜」ぐらいだったため、難しかった。けどおもしろかった。せめてフランス文学の流れだけでも掴めていれば、さらにおもしろいんだろうな。歌曲に取り組む時だけ、その曲の歌詞のみ調べていたことを後悔してしまう。 「ホフマンにとっては、スタイルや語法上の古典派、ロマン派ではなく、音楽そのものが本質的にロマンティックな芸術ら唯一純粋にロマンティックな芸術なのだ。」 「言葉を仲介する関係から、"冷静に思考する理性”の軛をはずしにくい詩に対して、音楽は媒介を必要としない、感性に直接はたらきかける純粋な芸術だからだ。」 「ワーグナーの楽劇ではしばしばネガティヴな性愛の形が描かれるが、作曲者自身はポジティヴだった。そしてその音楽は、"感情的に孤立ないし抑圧された人”たちをポジティヴに魅了する。そのねじれこそが、ワーグナー音楽の汲めども尽きぬエロスの源。」
- 2025年7月31日儚い羊たちの祝宴米澤穂信読み終わった買った@ 丸善 丸の内本店久しぶりのミステリーで、わくわく・ぞくぞくが止まらなかった。富豪の娘や小間使い視点で物語が進行するから、語り口に品が感じられて、それもこの物語たちの禍々しさを表していてよかった。
- 2025年7月30日楽譜でわかるクラシック音楽の歴史広瀬大介借りてきた読み終わった心奪われた歌曲のひとつであるシューマンの連作歌曲集《詩人の恋》が取り上げられていたのと、最近音楽系の本を読み漁っていたため音楽史の復習も兼ねて借りてみた。 大バッハ以降の前古典派から第二次世界大戦前までの音楽史を分かりやすく抑えていた。特に古典派からロマン派にかけての交響曲の変遷は過去一番に分かりやすかったと思う。 掲載楽曲の音源はナクソス・ミュージック・ライブラリーにまとめられていたから、また登録しようか迷ってしまった。大学の時自由に使えていたのがいかに恵まれていたか実感…。
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