
はな
@hana-hitsuji05
2025年6月28日

働きたいのに働けない私たち
チェ・ソンウン,
小山内園子
読み終わった
図書館で借りた
ここぞという時の仕事を前夜に控えて、夫や子供を起こさないためにホテルのトイレで発表の練習をする著者。
トイレのドアを半分開けて、の意味合いがわからないひとはいるのかな。
p142 大袈裟ではなく生存のために「自己都合退職」という形で職場を離れた。
それは、果たして選択だったのだろうか。
この部分を何度も反芻してしまった。
ともすれば『自己責任』『自分で決めてしたことなんだから人のせいにするな』と言われて自分を責めることも多かったし今も脊髄反射でそう思いがち。
仕事では個人にフォーカスして問題を指摘する場面で、まずはシステムを疑うべきでは?と感じてきたけど、それを自分たち女性性に向けて考えてこなかったのは男女平等だと刷り込まれてきたのもある。
平等なはずなのに上手くやれないのは自分のせいだと。
でもだいぶだいぶ、スタートから違うのでは。
女性のしてきた選択は、元々少ない選択肢の中から選ばされてきたものも多かった。



