氷うさぎ "世界 2025年7月号" 2025年6月28日

氷うさぎ
氷うさぎ
@yomiyomi
2025年6月28日
世界 2025年7月号
・雑談が人を救うこともある 本題から離れられるということが人をリラックスさせ元気にさせるということだと思う。重大な本題というのはたいてい人を押し潰すものだから。 ・研究不正の蔓延 不正を助長するような対応はチャレンジャー号事件を想起させる。 ・ アジアとアメリカのあいだ アルゼンチンの軍事政権の所業が悪魔的すぎておののく。そしてそれに対する現代の修正主義。いつも不思議に思うが、悪魔を擁護してその子孫を名乗るより、切り捨てて生まれ変わりをアピールする方が合理的ではないか。 ・拘禁刑で刑務所はどうなる──刑務官は変われるか 副題にあるように、組織の運営思想が変化した時、それを実現化するのは現場の人間である。現場の人間がその変化に追いつけないと、理念は絵に描いた餅となる。この事は、現場教員のキャパシティーを超えた教育改革は現場を圧迫するだけだと言うことを思い起こさせる。 ただ方向性は間違っていないと思う。今まで、出所後の就労が半年ほどで退職による破綻を迎えることが多かった。そして雇主側からすると、労働者としての規律尊重の姿勢が欠けていることが理由として挙げられていることを考えると、懲役生活での規律尊重生活が出所後の生活に全然生かされていないに等しい。この状況は誰も幸せにしていないので、今回の拘禁刑の方向性を実質のあるものにする事は社会的にも期待されるところであろう。
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