世界 2025年7月号

10件の記録
- 氷うさぎ@yomiyomi2025年6月29日公共性「市民的エネルギー管理の可能性」 誰の声が聴かれるべき声として認められるか、あるいは認められないか、人はその境界線を策定したがるが、その境界線を拡張し続ける実践こそが「市民的」の実質なのであって、市民的という名を冠せば自動的に市民的となるわけではない。
- 氷うさぎ@yomiyomi2025年6月28日読み終わった・雑談が人を救うこともある 本題から離れられるということが人をリラックスさせ元気にさせるということだと思う。重大な本題というのはたいてい人を押し潰すものだから。 ・研究不正の蔓延 不正を助長するような対応はチャレンジャー号事件を想起させる。 ・ アジアとアメリカのあいだ アルゼンチンの軍事政権の所業が悪魔的すぎておののく。そしてそれに対する現代の修正主義。いつも不思議に思うが、悪魔を擁護してその子孫を名乗るより、切り捨てて生まれ変わりをアピールする方が合理的ではないか。 ・拘禁刑で刑務所はどうなる──刑務官は変われるか 副題にあるように、組織の運営思想が変化した時、それを実現化するのは現場の人間である。現場の人間がその変化に追いつけないと、理念は絵に描いた餅となる。この事は、現場教員のキャパシティーを超えた教育改革は現場を圧迫するだけだと言うことを思い起こさせる。 ただ方向性は間違っていないと思う。今まで、出所後の就労が半年ほどで退職による破綻を迎えることが多かった。そして雇主側からすると、労働者としての規律尊重の姿勢が欠けていることが理由として挙げられていることを考えると、懲役生活での規律尊重生活が出所後の生活に全然生かされていないに等しい。この状況は誰も幸せにしていないので、今回の拘禁刑の方向性を実質のあるものにする事は社会的にも期待されるところであろう。
- fuyunowaqs@paajiiym2025年6月11日読んでるリニューアルされた2024年1月号から毎月読むようになったけど、ほんとに毎月、ずっと時事問題を掘り下げていてすごい。頭が追いついていかないのでいつも2ヶ月以上かけて1冊を読んでいる。 昨日今日まで自分が捨ててきたものや踏んできたもの、足元とその周辺の世界がよく見えるようになって怖くなる。数週間あるいは数年間、なんとなく気がかりでぼんやり考えていたことが整理されてすっきりする。
- MUK@3434yen2025年6月11日読んでる☑︎p082〜089排外主義を動かす政治/倉橋耕平 ・保守派における排外主義へのスタンス=ヘイトスピーチを垂れ流す者こそが「真の差別主義者/排外主義者」であり、「われわれ」と一緒にしてほしくない →「真の差別主義者」を切り離したとて、排外主義イデオロギーであることに違いはない ・日本社会における日本人(の男性)が優位であるという「序列」が脅かされる(そのおそれがある)とき、それらをバッシングしてきたという共通点 ・いま起こっている排外主義現象は「みんな」のうちに秘めた排外主義の要素の「現われ」になっている →問題の根本原因を顧みないマジョリティの価値観
- MUK@3434yen2025年6月9日読み始めた☑︎p067〜073女性への制裁という「エンタメ」/小川まどか 「ミソジニー」は「女性嫌悪」と説明されがちだが、ケイト・マンの再定義によれば家父長制に抗おうとする女性への制裁欲だ。コラボに対する水原の訴訟提起によって支持者が勝ち誇る様子はまさに「制裁欲」を想起させた。 イギリス政府は昨年、ミソジニーを「過激主義」の一つに認定し対策を強化すると発表した。