
うきくさ
@sharapeen
2025年6月29日

重力と恩寵
シモーヌ・ヴェイユ,
冨原眞弓
気になる
自分メモ:シモーヌ・ヴェイユ『重力と恩寵』
📕タイトル:重力と恩寵
✍️著者:シモーヌ・ヴェイユ(Simone Weil)
📜初出:1947年(フランス語原題『La Pesanteur et la Grâce』)
🏛出版社:岩波文庫(訳:田辺保)など
⸻
🐾 内容の印象(仮・紹介文より)
• 哲学と信仰、社会と神、飢えと美──対立ではなく、緊張の中で共存させようとする断章集
• 「重力」は人間の悲しみ、欲望、自己保存の法則
• 「恩寵」はその法則から逸脱した“外からの光”
• 矛盾を抱いたままの世界に、言葉を持たないまま触れようとする
• 宗教書であり、思考の詩でもある
⸻
🕊 読みどころ(予想)
• 「恩寵」は、自力では得られない。だからこそ、“待つこと”が中心にある──
• 欲望や感情を「重力」としてとらえる視点が、今の自分の生活にも重なってしまう
• 分かった気にならずに、ただ“沈黙の余白”として読むことが許される本
• 強く訴えるのではなく、読者の中に静かに降りてくる言葉たち
• 断章形式だからこそ、思考が呼吸しやすい
• 「読む」というより、「受けとる」「染みこむ」読書体験になりそう
