雨晴文庫 "つながり過ぎないでいい" 2025年6月29日

つながり過ぎないでいい
“生きている限り、困難は避け難い。不安や恐怖、痛みは消えない。それをちゃんと感じ、それを生き切ることが大事ではないか。それが体験を経験に置き換えていくことではないか。 自身の生き難さを生きることは他の人にはできない。それが自分への尊重につながるのではないかと思っている。”(p214 あとがき より引用) 尹雄大さんの本を読むとき、独特の、キリキリとしたなにか差し迫ってくる感覚がある。 耳触りのよい柔らかな言葉はなく、時にとても難解。 それでも、胸の奥の方が鷲掴みにされて、これを読み逃してはいけないという強い衝動に押されて読み進める。 読み終わってすぐにまた読みたくなる。
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