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雨晴文庫
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@amehare_bunko2023
棚主活動、読書会、古本市の手伝いなど細々と本関係の活動中。生き延びるために読書。
  • 2025年6月29日
    つながり過ぎないでいい
    “生きている限り、困難は避け難い。不安や恐怖、痛みは消えない。それをちゃんと感じ、それを生き切ることが大事ではないか。それが体験を経験に置き換えていくことではないか。 自身の生き難さを生きることは他の人にはできない。それが自分への尊重につながるのではないかと思っている。”(p214 あとがき より引用) 尹雄大さんの本を読むとき、独特の、キリキリとしたなにか差し迫ってくる感覚がある。 耳触りのよい柔らかな言葉はなく、時にとても難解。 それでも、胸の奥の方が鷲掴みにされて、これを読み逃してはいけないという強い衝動に押されて読み進める。 読み終わってすぐにまた読みたくなる。
  • 2025年5月31日
    自分疲れ
    自分疲れ
    敬愛する頭木弘樹さんの本。 <終わりに>の以下の部分がなんともらしくて、グッとくる。 “私はいつもこの「弱い本」をめざしている。 だから、この本も、私が知っていることや考えたことを、一方的に読者に伝えるためのものではない。 いっしょに考えてもらうための本だ。”p148
  • 2025年5月31日
    マイノリティの「つながらない権利」
    つながることの重要性を訴える主張が多い昨今において、「つながらない権利」を掘り下げて考えた貴重な一冊。 “マイノリティは「つながらない」を選べない。あるいは、選ぶと生活の質が下がるから、仕方なく、「つながる」ことにしている。そういうマイノリティがいることを忘れて、「つながる」ことを手放しに称賛するのは危うい。”p72 わたしは障がい者の当事者運動に関わる家庭で育ち、今は我が子の不登校からその当事者活動をしているけれど、人と関わることが本来苦手だから、ほんとうに疲れ果てることがある。 これをやることでしか社会に居場所を作れない気がしてやめることができないけれど、やらなくても最低限の権利が守られ穏やかに暮らせるのなら…と思うことも多い。 この本のように「つながること」を強いられるのはなぜなのか?という問いはもっと注目され、議論されて然るべきだと思う。
  • 2025年5月31日
    だめ連の資本主義よりたのしく生きる
    交流、大事。 交流できる人がやっぱり一番強いなぁ 交流苦手なわたしには眩しいだめ連。 楽しんでやれる、ってところが(もちろんそれだけな訳もないけれど)重要なんだとおもう
  • 2025年5月1日
    ぼくはテクノロジーを使わずに生きることにした
  • 2025年5月1日
    句点。に気をつけろ~「自分の言葉」を見失ったあなたへ~
    第四章の「自己肯定感はいらない」が特に良かった。この本の読書会を開きたい…
  • 2025年3月10日
  • 2025年3月9日
    [現代訳]職業としての学問
    [現代訳]職業としての学問
    [現代訳]の名の通り、とても読みやすく、現代に生きる人が自分に照らし合わせて読める。放送大学の授業で取り上げられていて一度読みたかったので図書館で見つけて借りてみた。とっかかりとして、とても良かった。また読み返したくなりそう。同書の他の訳にも、ウェーバーの他の本にも挑戦してみようと思わせてくれる。
  • 2025年3月9日
    ルポ 秀和幡ヶ谷レジデンス
  • 2025年3月8日
    「働けない」をとことん考えてみた。
    いつも付箋だらけになる栗隆さんの新刊。 地元のジュンク堂さんでは労働論のコーナーにひっそりと置かれていた。ファンとしては「もっと目立つところに置いてーー」と言いたい。確かに帯には”あたらしい労働論”と書いてあるけれども。 働かない、働けない、働きたくない…について語るこの本を必要としている人が労働論の棚を覗く可能性はおそらくかなり低い。 “日本社会においてはダイバーシティと言ったところで、絶対にそこには含まれない人が一定数いるのはなぜなのかと以前から思っていたが…(中略)あくまで企業に貢献できる人材としての多様性であって、家庭や学校、あるいは地域や国家における多様性という話ではないのである。” p76より この記述の後に、同性のパートナーシップ条例はいち早く導入しつつ、ホームレスの人たちを予告なく排除するなどの渋谷区の動きを例に挙げている。 “多様性”が、人びとの生きやすさではなく社会の”生産性”を上げる文脈に回収されてしまいやすい傾向にはほんとうに辟易する。 「南の島のハメハメハ大王」の歌について、その根底にある勤勉性に対する絶対的な評価と、そうでない人への蔑視を指摘しつつ、 ”風が吹いたら遅刻して雨が降ったら休みながらもどうにか生きたり働けたり学べたりできないか。しかもそれが周縁的な立場というより、ど真ん中に存在しているものとして労働制度やシステムや価値観を組み直せないか。それは長年の私の悲願と言っていい。“ という。 気圧や気候変動に人一倍弱く体調を崩すわたしは、この主張に完全に同意する。 そしてそれが叶えば、いま、一切働けないでいる人のある程度が働ける可能性に開かれると確信する。 『ぼそぼそ声のフェミニズム』とともに、読んだ人と感想を語り合いたくなる本。
  • 2025年3月8日
    宙わたる教室
    宙わたる教室
    ドラマを観て原作を読み、ドラマをまた観た。物理系の基礎知識ゼロのわたしにとっては、先に映像を観て良かった作品。 ”エリートという連中は、真っ当なレールの上を歩んでこなかった人間が自分たちの足もとまでのし上がってきた途端、手のひらを返して蹴落としにかかるものだ…“ 長嶺さんの言葉がグサグサと胸に刺さる。 一度レールから外れた後に学問に目覚め、その情熱と現実の狭間で苦しむところは、年齢は違えど、柳田と自分を重ねてしまった。 実際、LDで柳田のような体験をしている人は少なくないだろうと思う。学習障害がもっも知られ、理解されるきっかけになってくれたらと願う。
  • 2025年3月8日
    ペスト
    ペスト
    こころのお守り的な本
  • 2025年3月8日
    孤独と居場所の社会学
  • 2025年3月8日
    ホームレスでいること
    ホームレスでいること
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