安野ニツカ "帰還" 2025年6月29日

帰還
帰還
U.K.ル=グウィン,
清水真砂子
こんなに集中して本を読んだの、いつぶりかしら。今日読み始めたのよ。そうなのよ…右手に過去が降り積もって重くなり、左手の未来が軽い。なんてつらい物語なの。全然理解できてなかった。これは男という性別と、女という性別にこんなに…こんなにフォーカスした本だったのね。 普段は男女二元論とか、男の役割、女の役割なんてホットケーキなんですが、そしてルグウィン自身も先進的な考え方をなさっていたと記憶しているのですが(逆だったらごめん)、うわー…これは…いま、読んでよかった… 読み終えてしまった…おもしろかった…おもしろかった…(呆然 男女二元論ではあるけれど、フェミニズムとしてはかなり時代に先行していたのでは…すごいね…あの、感想書けるほど読み込んでないし5巻を読みたいからまた宿題として未来の私に託すんだけど、すごいね。大好きだ…かっこよ… あと農婦という、専業主婦の何者でもない自分と重なる女性(言うてもテナーだけど)が主人公であるというのも新鮮すぎた。昔読んだのはなんだったんだ。全然ピンときてなかったな。おもしろかったなあ…
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