
本屋lighthouse
@books-lighthouse
2025年6月30日

九月と七月の姉妹
デイジー・ジョンソン,
市田泉
映画を観た
原作読まねば
試写に招待されたのでオンラインで視聴(とてもありがたい)。原作未読なので映画での話になるけど、支配(によって受けた傷)の連鎖、蓄積、といったことを考えさせられる作品だった。ジュライは姉のセプテンバーに、姉妹は母親に、母親はまたその親に。そうして辿っていくと、根本にあるのはインド系イギリス人であることからくる差別や抑圧、つまり植民地支配の歴史だ。映画制作陣がどこまで意図しているかはわからないけど、そのように読むことで彼女たちは歴史のなかに記憶され、物語られ、生き続けることになる。カリブ海思想の影響を受けている。









