はぐらうり "踊りつかれて" 2025年7月1日

踊りつかれて
踊りつかれて
塩田武士
誰かが死ななきゃわかんないの? 直木賞候補作。壮絶な過去を書かせたら右に出るものはいない塩田さん。かなり面白いけれど、あとは直木賞のテイストと合うかどうか。 誰かが死ななきゃわからないし、喉元過ぎればなんとやらで終わりがない。自分も各種SNSのそういう雰囲気が嫌で、Readsに逃げ込んだ。このところこれを題材にした小説も増えてきた。 相変わらず取材量が凄いんだろうな。とにかく事象がリアルに過ぎる。登場人物が多いもののそれぞれの人生がそこにあることがわかる。 大作を読ませていただきました。
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