
ちーさん。
@dokushumi12
1900年1月1日

みんな蛍を殺したかった
けんご,
木爾チレン
読み終わった
初読み作家さん。
鮮烈な回想シーンから始まったプロローグ。
死んだ蛍は一体何を考えて、「私」と仲良くしてくれたのか?
主に3人のオタクたちの視点で進んでく物語。
前半が学生時代の黒歴史時代、後半が大人になった彼女たちの現実。
圧倒的にこっち側だったからこそわかる、ルッキズムへの執着心。
美しいものに心惹かれ、憧れ、それでもなれないリアル世界に心の底から絶望する。
1軍女子の蛍がどうして、私たち陰キャと仲良くしてくれるの?
その疑問がずっと心に残ったまま、場転し話は進んでいく。
引きずり出された感情が、なかなか戻ってくれないんだ。
黒歴史シリーズらしいので、このまま第2弾も読んでみようと思ってます。

