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@_7_2_3_5_
2025年7月3日

説得
オースティン,
廣野由美子
読み終わった
主人公・アンが8年前に婚約を破談したウェントワース大佐と再会し、心穏やかではいられなくなるはなしです。ほかの男性と会話を交わしていてもあたまの片隅にはいつもウェントワース大佐がいて、この忘れられなさが曇らないように、そして彼もおなじきもちであればいいなと祈りながら読んでいました(特にウィリアムが登場したあたりから)。運命とは、状況の積み重ねと登場人物たちの縺れるような人間関係によって、感情が揺れ動き、辿り着くべきところに終着していくことなのかもしれないなとおもいました。

