
しまりす
@alice_soror
2025年5月13日

咒(まじない)の脳科学
中野信子
読んでる
外見の魅力で「能力」まで判断する社会
ただし魅力の基準は時代や地域によって異なる
虚構の姿が現実を変える
→プロテウス効果……仮想的な姿を適用することで現実にも影響が現れる心理学的な現象
人は容姿の美醜に判断を左右されるという事実
脳は人間の価値を判断できない
他人と比べないと自分の価値を決められない
→見た目に現れない価値を評価できる能力が知性
脳の性差による相手選びの違い
男性は相手を選ぶ時、脳の島皮質の視覚関連領域が活性化しており、ほとんど見た目以外の要素は処理されていない
女性は相手を選ぶ時、視覚関連領域はあまり使われておらず、前帯状皮質が活性化しており、相手の言動を記憶と照合して違和感がないかどうかを精査するプロセスが行われている(容姿より言動を重視)
