
ゆめ吉
@yume_books1357
2025年7月3日

読み終わった
光源氏の女性に対する扱い方の美味さが、作品に色を添えている。因果応報か…と悩む側面が博学、知性を際立たせている。和訳かもしれないが…
光源氏の死後、その物語展開が悲痛です。
浮舟と薫、匂宮の三角関係のもつれと…
浮舟の恋愛に対する考え方、理念が京都の女性たちとの違う点がグサリと刺さる。田舎者だな…と共感してしまう。
やはり、天台密教法が登場する最期がものを語り、本当に、比叡山延暦寺の〝め〟から物語は始まります。
P.459
何の自己反省もなく惰性的に生きる男と、死の淵からよみがえり自己の意志を貫いて生きようとする女と。さて、どちらが主役にふさわしいか。
この最後の注釈は、怖さという側面も掛け持つ言葉ですが…確かに対比的に描かれているなと感じました。男女問わず当てはまる話なのかなと思います。
【別途】
返された文章が、再提出で…自己反省します。








