
松本真波
@_mm177177
2025年7月2日

絵のない絵本改版
アンデルセン,
ハンス・クリスチャン・アンデルセン,
Hans Christian Andersen,
矢崎源九郎
読書メモ
朗読
某ワークショップ1日目。
今回は「第二十六夜」を扱った。日本では『絵のない絵本』だが、英語では『Moon Saw』(=月は見た)らしい。月が貧しい絵描きに毎晩短いお話を語るという作品。
恥ずかしながら、私はこの作品を知らなかった。だが一読しただけで心を奪われた。文章だけで月の語る情景が見ててくる、まさしく絵のない絵本であった。そして何より、文章から作者アンデルセンの優しさが溢れているのを感じた。
WSでは、自分で絵コンテを書いてカメラマンのように作品の映像を脳内で組み立てていった。カットやアングルを変化させると、こうも音色が変わるものかと驚いた。