
松本真波
@_mm177177
2025年7月3日

絵のない絵本改版
アンデルセン,
ハンス・クリスチャン・アンデルセン,
Hans Christian Andersen,
矢崎源九郎
読書メモ
朗読
某ワークショップ2日目。
今日は「第二十八夜」を扱った。非常に有名なお話で、この短いお話だけで一曲書いたクラシック作曲家もいるのだとか。(後で調べて探そう)
今回は事前に絵コンテを書いて臨んだ。だが、最初のひと段落の意味については全く考えていなかった。一見すると本題とはまったく関係のないような情景描写なのだが、どうしてアンデルセンはこれを描いたのか。改めて考察するとアンデルセンが世界を、尊い命の営みを愛していることがうかがえる。
普段は「文章を如何に聴き手に伝えるか」ばかり考えてしまうのだが、まずはこうして物語の世界に、作者の愛する世界に自身が入り込んでいく事の重要性をすごく感じた。
さらに、自分の声を全く聞かずに、作品の映像(イメージ)を想像するのに集中して、自身の心の動きを頼りにして読む練習は今までに無い体験だった。これは特に今後も続けて取り組みたい練習だった。