
RIYO BOOKS
@riyo_books
2025年7月5日

絵のない絵本改版
アンデルセン,
ハンス・クリスチャン・アンデルセン,
Hans Christian Andersen,
矢崎源九郎
読み終わった
ヒバリが歌いながら野から舞いあがって、棺の上のほうで朝の歌をさえずりました。それから、棺の上にとまって、くちばしでむしろをつつきました。そのようすは、まるでさなぎを裂きやぶろうとでもしているようでした。それからヒバリは、ふたたび歌いながら、大空に舞い上がりました。そしてわたしは赤い朝雲のうしろに引きさがったのです
