
いっちー
@icchii317
2025年7月5日

母親になって後悔してる
オルナ・ドーナト,
鹿田昌美
読んでる
よく聞いてるPodcastのおじさんについて話してる回で「例えばハラスメントのない世界を目指している今の日本では、自分の発言がハラスメントになっていないか気をつけなければいけないし、それを拒否したり、「おじさんだって辛いことはある」と嘆くことは自分の加害性を棚に上げているのに気づいていない。それを受け入れない場合、今後の社会から排除されても仕方がない。大戦中は我々の世代(30代男性)はみんな戦争に行って死んだんだし、どの時代でもその世代の義務はある。それを引き受けるしかないでしょう。しかも死ぬわけでもないんだし。」という話があって(もうちょっとマイルドな内容だったと思うけど)、それを思い出した。
母になることは、生物として、時代を超えて普遍的な義務としてあるのではないだろうか。それに加えて社会的にも義務として課してくる。一昔前は母になることの懸念を感じさせること、考えを口にさせることすら選択肢にななった。今は母になる前に立ち止まったり、子を持たない選択をすることは許されるようになった時代。
そりゃ、個人としては自由が尊重された方が良いけど、(日本の)社会的にはどうなんだろう。でも経済的に考えても日本で子供育てるの無理じゃねみたいな風潮になってる時点で国策は失敗してるし、子供を持ちたくないという人が増えてるのもある意味社会的に考えても自然かも。それでこの本は日本でも爆売れ(?)というわけか。
…まだ結婚もしてないのに、こんな本を読んでること自体にも気負いがある。