
m
@kyri
2025年7月6日

銀の海 金の大地 6
氷室冴子,
飯田晴子
読み終わった
@ 図書館
「忘れるな、真秀。ヒトはだれでも、われという名の領土をもっている。そこには王と奴婢が共棲みしている。みじめに生きるのも、誇りかに生きるのも、心ひとつだ。いのちある者はかならず死ぬ。だったら王として生き、王として死ね」
「王として……」
「そうだ。おまえは美知主のものでもない。佐保彦のものでもない。御影や真澄のものでもない。おまえは、おまえのものだ。おまえは真秀という名の王国の、ただひとりの王だ。王なら、その領土をいのちがけで守れ。けっして、人にあけ渡すな。だれの支配も許すな。王にふさわしいことをしろ」(p.226)
名台詞!!!自分という王国の王としてふさわしいことってどんな生き方なのだろう、わたしも自分の王座を守り抜きたいよ〜

