
千代丸
@chiyomaru_77
2025年7月6日

まだ読んでる
まだ半分しか読み終えてないけれど、本の重さと比例する内容の重みにぐいぐい引き込まれる。過去の自分や幼い頃の実家で家族と過ごした時代が頭の中でグルグルとよみがえる。家族も含め、自分以外の他者と生きていくことは難しくはかない。自己形成されていない時代は特に。私だって、一歩間違えれば死んでいた。みんなはどうだったんだろう。誰もが口にできない感情をもって、どうにか他人と折り合いをつけながら生きているけれど、その表層はもろい。いじめ事件を描いた作品なのに、自分について向き合うことになった。