勝村巌
@katsumura
2025年7月6日

庭の話
宇野常寛
読み終わった
ちょっと何が書いてあるのかほとんどよく分からなかったが一通りは通読した、という感じ。
SNSなどのプラットフォームの中での承認ゲームから逃れるためには、いわゆる共同体ではなく、もうちょっと個人個人が孤独でいられる場、が必要なのではないか。そういう場所として「庭」という概念を提唱していた。國分功一郎の『暇と退屈の倫理学』や『中動態の世界』なども引用されていた。これらの本も今一度、読み解く必要がありそうだ。
高円寺の小杉湯の例があって、そういうところが宇野常寛の考える「庭」に近いところらしい。ただ、それが小杉湯的な場所なのか、それとも銭湯全般を指しているかがよく分からなかった。
最後にアーレントの「労働」「制作」「行為」の「制作」へのモチベーションを取り戻すことの大切さを語っているところは、ぼんやり共感できた。
もうちょっと理解したいので、解説動画など探してみよう。
