すべての本読み読み委員会 "群像 2025年 6月号" 2025年7月6日

群像 2025年 6月号
✔︎駒田隼也『鳥の夢の場合』読了。受賞の言葉に、「物語はフィクションですが、嘘がないようにしました」という一文がある。「現実にはないけど、嘘ではないという状況をみなさんはどう考えますか」と続く。私は、希望だと思います。そしてそう思わせてくれる作品だったとも思う。 「成音が本当に子供が欲しいって言ってるんなら、その子供はもう、居るようなもんやで。そういうつもりで考えなあかんよ。」p.153 真っ直ぐに、打ち上がるように気持ちがいい。よくぞ言ってくれた。
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