
すべての本読み読み委員会
@nadare
- 2025年9月14日遠い山なみの光〔新版〕カズオ・イシグロ,小野寺健読み終わった二宮金次郎「2025年、カズオ・イシグロと出会う」と人生の年表に書こう。 「何かとくべつなことがあったの?」 「とくべつなこと?」 「港へ行った日に」 「ああ、何もとくべつなことはなかったのよ。ただ思い出したという、それだけ。」(p.274) 読書会も第4回になった🍋🟩🌿 他メンバーの感想から新たな視点をもらって、思考の整頓もできる大事な時間(߹-߹) "何もない、でも思い出すこと"を増やして増やして、たくさん抱えることこそが、生きることではないだろうか?
- 2025年9月13日浮世の画家〔新版〕カズオ・イシグロ,飛田茂雄読み終わった"思い出"という名の天秤があるとする。左に「増える機会」。右を「振り返る回数」としたとき、若い頃は左の秤が重いだろう。しかし歳を取るにつれて、思い出は作るものではなく、立ち返るものになっていく。右の秤がだんだんと重くなり、ガタと傾いてからの、人生。悲しいものではなくて、なんならそこからが本番で、カズオイシグロに惹かれる理由はここにあるのかな?
- 2025年9月7日ここは安心安全な場所植本一子読み終わったトークイベントで砂鉄さんが「一子さんの、ファインダーを覗いてない片側の瞳が、怖いくらいに真剣だった」と話されていたことを思い出した。馬たちへの振る舞いも、同じくらい真摯で優しかったんだろう。
- 2025年9月4日
- 2025年8月29日
- 2025年8月29日三省堂国語辞典 第八版塩田雄大,山崎誠,市川孝,見坊豪紀,飛田良文,飯間浩明買った残業した日に購入。抱えて帰った。暗闇の中にぼんやりオレンジが浮かび、照らされるよう。私の人生の中、本は常にこの明度。
- 2025年8月29日
- 2025年8月20日
- 2025年8月20日
- 2025年8月10日毎日読みますファン・ボルム,牧野美加読み終わった裏表紙の小舟のイラストが可愛かった🍿♫ 本文内の引用から、「古典を読み最大の効果を得るためには、同時代に誕生した多くの作品も同時に読む必要がある」という指摘あり。ハッとして以後、念頭に置いています。
- 2025年8月7日新潮 2025年 5月号新潮編集部読み終わった✔︎村上春樹『武蔵境のありくい』読了。ハルキ流の、"お前が始めた物語だろ"じゃん🥹と思って感動してたけど誰もそんなこと言ってませんでした。 阿久津さんの寄稿「読書たちーReads開発記」も読んだ。私はReadsのタイムライン機能をすごく革命的だと思っている。情報をタップして特定の感想を読むのと、流れてくる感想を裸で受け止めるのとでは、開かれる可能性の幅が全然違う。阿久津さんありがとう😭 Reads大好き!😭
- 2025年8月6日李陵・山月記中島敦読み終わった🐅✨『山月記』読書会done。英語教師フレンズから、猛獣の群れは英語で"pride"と呼ばれることを教えられフロアは湧いた😭 自尊心は重要なワードだ。/ 何というか… 『山月記』を超える短編ってもう一生出ない気がする。頭の中の"想像筋"が反射的に働き、虎の体温を感じ、白っぽい月光、慟哭の声まで映像化される感覚が心地いい。だから教科書に載るんだ!!!
- 2025年8月4日
- 2025年8月3日
- 2025年8月3日ここは安心安全な場所植本一子買った@ 青山ブックセンター植本一子×武田砂鉄トークイベント🍈🌿 安心も安全もここにあるよ。/ 青山ブックセンターの好きポインツ❣️①紙コップで出てくるコーヒー自販機がある②地下ゆえに電波の入りが渋く、私と本とを0距離にしてくれるところ💝
- 2025年7月31日
- 2025年7月27日
- 2025年7月25日別れを告げないハン・ガン,斎藤真理子読み終わった主人公のキョンハは交通網が麻痺するほどの吹雪の中、本当に先へ進むのかと問われながらも、時間をかけて友人インソンのアトリエに向かっていく。辿り着いた先で、小鳥の亡骸を箱に収め丁寧に弔う。史実を学ぶ際に私たちに求められる姿勢そのものではないか? 目を背けたくなる辛い記憶に向き合って、祈りを捧げること。
- 2025年7月24日休み時間の過ごし方團康晃読み終わった心理的安全性の勉強。…と書けたらカッコいいけど、単純な興味だ!! 地方公立中学校でのフィールドワークを通して中学生の「休み時間の過ごし方」を追った本。論文ベースなこともあり、引用される学術書の数々も魅力的🫐 面白かったので少し長めに記録を残したい。 ✔︎前提として、テーマは以下主題からなる。 ❶「共にあること」複数メンバーが同じ時空間を共有する。❷「グループとなること」グループが形成されるまでの道のりの重要性。❸「道具が用いられるということ」多様な組み合わせが学校側に予期せぬアイデンティティと文化をもたらす。 ✔︎「ラベリング」 他者の所有物・衣服から、無意識にこの人が何者か判断することがある。学校という場も例外ではない。"大学ノート"(ここでは「オタク」の象徴)を教室で広げる行為を生徒が避けるのは、そうした目線から逃げるためでもある。ここで有用になるのが物理的な「廊下」の存在。 ✔︎「休憩時間」と「余暇」の違い 学校や会社で疲れを取るための「休憩時間」が、リフレッシュタイムの「余暇」を侵食しているという話。たとえば、話題についていくためにTiktokを見る(「休憩」に消費社会が参入している)、返却期限の迫る本を読む、など。「余暇」が「休憩時間」の準備になってしまうと回復総体度数が下がってしまう。あるなーこれ…😭 その他個人的に調べたいこと。 •「朝読書」の歴史 毎朝10分間SHRの前に本を読むという実践運動。理念はいたってシンプルに「みんなでやる、毎日やる、好きな本でよい、ただ読むだけ」。(バチボコにいい…😭) •江戸時代からの読書形態の変容 当時音読が主体の中、「黙読」の登場により人々の読書方法ががらりと変わった話が… "なぜ働"にも出ていたような…🌵 私は10分の休み時間は睡眠に全ツッパでした。お昼の50分は、15分で食堂のとんこつラーメン、残りは図書室。時々、カウンター当番。
- 2025年7月23日冷ややかな悪魔石田夏穂読み終わった優勝おめでとう😭‼️ ッパ石田夏穂よ‼️忙しいけど、最近本読んでないけど、読書マンネリ化してきちゃったな、暗い気分にはなりたくない、そんな私でも楽しめる小説ある? 全ての悩みを一冊たったの128ページがばちこり解決✊❣️ ラベリングされる世の中なら、自分でラベルをつければいいじゃない〜🥹
読み込み中...