
のたり
@sassa
2025年7月7日

湯気を食べる
くどうれいん
買った
読み始めた
ここでは基本的に読み終わった本について書こうとおもっていたけど、つい。
タイトルからして良い。表紙の絵もとてもそそる。何より、帯に深く深く頷いて、書店で平置きにされていたものを手に取った。ぜひ帯を見てほしい。
「くどうれいん」という名は短歌まわりが気になって木下龍也の著作などに手を出した頃に知っていて、初めて読んだのはブックカフェであった。さらりとした文体が好みだなとおもいつつ寝かせていたら、今作にであった。
ぱらりと頭を読み、これは買わなくては思った。食事についての親しみが持てる臨場感のある筆致。最高だ。少しずつ少しずつ読み進めたい。
取り上げられているものが無性に食べたくなって夜中に悶えるところまでがセットだ。