
みー
@mi_no_novel
2025年7月8日

天国さよなら
藤宮若菜
読み終わった
@ 自宅
可愛らしい装丁に一目惚れして、文フリで購入した歌集🪽サイン入り。
儚くてふわふわした歌ばかりで、ころころ気変わりする私の心にグサッと刺さる。
小説のようにストーリーが進んでいく。恋人を亡くした女の子のお話。
💫お気に入り短歌
「窓際のきみは半分透けているむずかしい愛の曲を歌って」
「きみごとわたしを消してほしいよ 洗濯機まわりつづけてきみは寝ている」
「こわかった液体になれないことがわたしたちにあるすきまのことが」
「殴られすぎてばか になったあたまだって愛してくれた わすれてしまう」
「きみがいる だから地球は滅びずにときどきまちがったりして でも いる」
「きみをすきだから生きるよ・・・ちゃんと生きたらあたまを撫でて」
「きみだけがわたしを知っていた白さ抱えて降りる午後の階段」
「きみの眠りはいつもやさしくあってほしい 朝焼けの野方本町通り」
「28年前あなたはちいさくてわたしはだれかの予感だった」









