あさぎ書房 "ババヤガの夜" 2025年7月8日

ババヤガの夜
勢いに任せて1日で読み終える。文句なく面白い。 熱くたぎるような暴力描写が続き、常に口の中で血の味がするようだ。それでも直近で読んだprizeのねっとりと絡めとられそうな描写に比べれば、あまりひっかかりなくするする読み進められる。主人公の依子の強さは魅力的だ。 シスターフッドの物語と言えなくもないが、関係性を名づけることを、真っ向から否定してくる仕掛けも最高。
あさぎ書房
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フェミニズム小説、と括っていいのかわからないが、ババヤガの夜もPRIZEもBUTTERも誓願も最高だ。
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