
ラーレ
@lale_chabok
2025年7月9日

第二のオスマン帝国
バーキー・テズジャン,
佐々木紳,
前田弘毅
読んでる
一章二節
本題
ウラマーたちの特権階級形成については、貨幣市場になり現金ワクフ合法化したスレイマンによって、ウラマーと地元法官が結託して税金の中抜きし放題になって最強の特権階級化した。
スレイマンがエブッスードを重用して政治や後継者問題にかませた結果、ウラマーたちに統治へ口出しする隙を与えてしまった。
しかしそれは皇帝と軍人たちによる閉じられたエリート層の世界に、搾取されてきた庶民層が初めてウラマーを通して国家に対して意見を述べられる社会形成の始まりでもあった。それが立法帝スレイマンの時代なのである。
なるほどね
前から思ってたんだけど、スレイマンの立法帝カーヌーニーって本人というかスルタンにとっては結構皮肉な渾名じゃない?カピチュレーションもそうだけど、現金ワクフに後継者問題、スルタンの絶対君主制につけいる隙を作りすぎぃ!
私はやっぱり壮麗帝のほうが好きですね…
でもエブッスードさんが色々整備してくれたおかげで、ちょうどよくスルタンポンコツ時代到来になっても、国家として存続できる状態にもっていけたという感じだよね
スレイマンは財産と共に子孫を縛る鎖も残していて色々面白い男だ…

