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ラーレ
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@lale_chabok
オスマン帝国のオタク たまにホームズ関係も読む
  • 2025年7月28日
    アストロノミカ
    アストロノミカ
    まだ世界が平らだった頃という、タニス・リーの闇の公子の導入文の元ネタが見えた気がしたので確かめたい チ。の効果なのか天文学の本は最近色々出ているんだなあ
  • 2025年7月27日
    前近代イスラーム社会と〈同性愛〉
    次はこれを読みます 図書館にリクエストしてみたら購入してくれました ありがとうございます🙏
  • 2025年7月26日
    第二のオスマン帝国
    第二のオスマン帝国
    読み終わった めちゃくちゃ面白かったし知見祭りになれたので、あとで読書メモ整えてブログ記事にしたい キョセムの時代の本って日本にはあんまりないから、キョセムファン待望の学術書だ。まあ肝心のキョセムへの言及がほとんどないんですが、気になるとしたらそこですね イェニチェリ、ウラマー、スィパーヒー、宦官と幅広く丹念に政治的影響力を書いてきている本なのに、ハレムの母后たちだけ除外しているのは詰めが甘いような気がする。メフメト四世の母トゥルハンは確か砦を作っていたはずだしね、影響力は間違いなくあったはずだろう
  • 2025年7月19日
    イスラムと音楽
    イスラム教はどのように音楽を取り扱ってきたか探る専門学術書。 ウードから始まるイスラムの哲学者が語る音楽理論、スーフィーのサマーウ、クルアーン、ハディースの中から丁寧に音楽要素を抽出して、ムハンマドや哲学者たちの賛否態度を検証して書き留めている凄い本だった。 副題の問いについては、クルアーンとハディースの中の音楽という章で結論が出されているようなもの。 まあムハンマドの神経質さ厳しさは礼拝中の限定的なものだよね、それを日常にまで適用して非寛容化するのは望むところではないのでは…という思いを強くした「放っておきなさい」の決め台詞であった。 オスマン帝国の音楽についても書いてあるが、楽譜がほぼ存在していない以上は…。ジェム・べハール本によれば、師弟の稽古によって曲は完璧に記憶されて継承されるものらしく、西洋の鍵盤楽器がデフォの五線譜ではウードを基本とした多彩な音階マカームを採譜するのは不可能だったという事情がある。まあなんとなくわかる、弦楽器のほうが音は無限に種類出せるから… それでも欧州を震え上がらせた全盛期オスマン帝国の音楽聴いてみたかったな〜と思うのであった
  • 2025年7月11日
    イスラムと音楽
    図書館から借りてきた本 イスラム教は音楽といい酒といい、禁じながら黙認している?パターンが多いので疑問が尽きない トルコドラマだとワインにモザイク入れててオモロすぎる規制である
  • 2025年7月9日
    第二のオスマン帝国
    第二のオスマン帝国
    地味に一章でめちゃくちゃ気になったのは、メフメト二世がカーヌーンナーメに書いた兄弟殺しの法の真贋がそもそも怪しい事態になっていることだ… そんなことってある!?オスマン帝国の絶対的個性じゃん兄弟殺し!!まあ慣習として歴代脈々と実行されてきてるから無かったことにはならないんだけど、たまげるな!! なんとスレイマンの時代になってようやく法令として存在しているのを確認されたらしい…。スレイマンが真面目すぎたから発覚したヤツでしょ。 バヤジット皇子の処刑のためにエブッスードさんが探してきたらしいが、セリムvsバヤジットの戦いにまず確認しに行くよな?と思うと、スレイマンはまさか兄弟殺しは名実共に合法なんてと寝耳に水だったんじゃなかろうか…。メフメト二世が書いたにしろ、後世が加筆したにしろ、スレイマン可哀想だな…(まあムスタファ皇子処刑した時点で良心の呵責ストッパーはブッ壊れている気はするのだが)
  • 2025年7月9日
    第二のオスマン帝国
    第二のオスマン帝国
    一章二節 本題 ウラマーたちの特権階級形成については、貨幣市場になり現金ワクフ合法化したスレイマンによって、ウラマーと地元法官が結託して税金の中抜きし放題になって最強の特権階級化した。 スレイマンがエブッスードを重用して政治や後継者問題にかませた結果、ウラマーたちに統治へ口出しする隙を与えてしまった。 しかしそれは皇帝と軍人たちによる閉じられたエリート層の世界に、搾取されてきた庶民層が初めてウラマーを通して国家に対して意見を述べられる社会形成の始まりでもあった。それが立法帝スレイマンの時代なのである。 なるほどね 前から思ってたんだけど、スレイマンの立法帝カーヌーニーって本人というかスルタンにとっては結構皮肉な渾名じゃない?カピチュレーションもそうだけど、現金ワクフに後継者問題、スルタンの絶対君主制につけいる隙を作りすぎぃ! 私はやっぱり壮麗帝のほうが好きですね… でもエブッスードさんが色々整備してくれたおかげで、ちょうどよくスルタンポンコツ時代到来になっても、国家として存続できる状態にもっていけたという感じだよね スレイマンは財産と共に子孫を縛る鎖も残していて色々面白い男だ…
  • 2025年7月6日
    第二のオスマン帝国
    第二のオスマン帝国
    一章一節メモ 市場の変化に応じて貨幣の価値が上昇し、税も物納から完全に金納に変わる それに伴いティマール制の検地が行われなくなり君主が編んだカーヌーンナーメが廃れ、シャリーアを重視する法学者の法が重要性を増す 当時のウラマーは宗教的狂信者であったのか?彼らが衰退を呼び込んだのか?しかしフェイズラーは理性派としての面も持ち合わせていた(でもカザドゥーデ派とも親しかったけど…) メフメト四世、ムスタファ二世、欧州に大敗しカルロヴィッツ条約を結ぶ
  • 2025年7月5日
    第二のオスマン帝国
    第二のオスマン帝国
    オスマン二世の学術書だと思ったら、メフメト二世やスレイマンの話も結構出てくるみたいでワクワク キョセム時代から始まるスルタン強制退位の流れ、イギリスの名誉革命との類似性を指摘する序章 斬新な視点で興味深いスタート
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