
えのもと
@_n_em_
2025年7月10日

読み終わった
発売が2008年で、ずーっと本屋さんの平台に置かれ続けているなんてすごいなと思い読んでみた。ずっと読まれているのがとてもよくわかる名著だった、内容も全く色褪せない。もっと前に読みたかった!と思ったけれど、今この自分だからこそ響く本だとも思う。
「気の合わない人とも、お互い傷つけあわない形で、ともに時間と空間をとりあえず共有できる作法」について「並存性」というキーワードで述べられていて、これは学校という狭い世界で過ごさざるを得ない子どもによく伝えたいことだなと思う。
サブタイトルに「人と人の<つながり>を考える」とあって、友だちだけでなく家族を含めた他者との関わりについて全般的に書かれているのがとても良かった。何度でも読み返したいし、子どもにも読んでもらいたい本。
